"なりたい"を叶える楽道のすゝめ

自分をずっと好きでいるために

しつこい便秘の解消法

便秘に効くというものは片っ端から試したんです。

それなのに、全然解消しません。

 

 

というお悩みを相談をされました。

 

実は「なんとか解消したい!」と焦るほど、便秘が解消しにくくなってしまっているかもしれないということがあります。

 

  

慢性の便秘の原因

相談された方は、

  • もともと便秘をするタイプではない
  • もう1年以上便秘が続いている
  • 薬が嫌いで食事や運動で解消しようと頑張ってきた

でも解消しなくて、先日初めて浣腸をしたとのこと。

 

この方は、住環境、仕事の忙しさ、人間関係と、色々とストレスが。

 

ストレスは便秘の原因になります。

 

ストレスが溜まる、ストレスを受けることが続くと、自律神経を乱してしまうからです。

 

あなたの便秘は自律神経の乱れが原因?

ストレスというと一般的には悪者扱いされますが、いいストレスもあります。

 

いいストレスとは、達成したい目標がある、やる気や気力がある、適度な緊張感があるようなときのこと。

 

適度な緊張がないと人間はバランスを崩してしまうので、いいストレスは必要不可欠なんです。

 

この適度な緊張感があるときは、緊張モードとも言われる交感神経が働きます。

 

この交感神経と対になっているものが、副交感神経です。

 

交感神経は活動するときに働き、副交感神経は体や脳や神経系を休ませるために働きます。

 

この2つの神経のことを自律神経といいます。

 

朝から日中に交感神経が優位になり、夕方以降は副交感神経が優位になるのが正常な状態なのですが、このバランスが崩れると、便秘やイライラや原因のわからない痛みなど、体と心に様々な異常が出ます。

 

自律神経が乱れる主な原因は、

  • ずっと強いストレスがかかっている
  • いつもバタバタしている
  • 生活習慣が乱れている

 などがあります。

 

交感神経ばかりが働いてしまうことで、自律神経がバランスを崩します。

 

交感感神経は別名「闘争神経」とか「逃走神経」とも言われる、危険から命を守るために働く神経でもあります。

 

獣に襲われる危険や、戦があった人類の歴史上、

ゆったり休んでる場合じゃない!  

という期間が長かったせいか、交感神経の方が優位になりやすく、副交感神経は弱りやすい特徴があります。

 

 
現代日本でも、 
ゆったり休んでる場合じゃない!

 な人が多いですよね。

 

 あなたはどうですか?

 

自律神経が乱れると便秘になる

交感感神経ばかりが優位になるような生活をしていると、しつこく治りにくい便秘になります。

 

排尿と排便に関連する交感神経の働きは、

  • (膀胱の緊張をゆるませて)排尿を抑える
  • (肛門括約筋を締めて)便が出ないようにする
  • 腸の動きを悪くする

 

戦っているときや、逃げているとき、活動しているときに排尿や排便があるのは不都合です。

 

なので、膀胱の筋肉をゆるませることで尿を溜めておける量を増やしたり、肛門を締めて便が出ないようにします(腸の働きの低下で下痢になる場合もあり)。

 

この反対の働きをするのが副交感神経です。

 

朝から日中は交感神経が優位になって、夕方以降は副交感神経が優位になるのが正常な状態ですが、

  • ゆったり休んでいる場合じゃない!が夜も続く
  • ずっとストレスを感じている
  • 夜更かしすることが多い
  • スマホやPCやTVを寝る直前まで見ている
  • 考え事や不安を抱えて落ち着かない生活をしている
  • 夕方以降にゆったりする時間を持たない

といったことをしていると、副交感神経が働かなくなります。

 

副交感神経が夜きちんと働くと、寝つきもよく、ぐっすりと眠れます。

 

しっかりと心身の休息と回復が行われるので、栄養の吸収と老廃物の排出がきちんと行われます。

 

夜の間に排便の準備をしてくれているので、本来一日のうちで一番排便しやすいのは朝なのです。

 

なので朝バタバタするのも、便秘になりやすい原因です。

 

カラダが疲れて眠っているだけなのと、副交感神経がしっかりと働いて眠るのでは、睡眠の質がまったく違います。

 

慢性的な便秘を解消するには、自律神経の働きを正常にすることが大切なのです。

 

しつこい便秘(慢性の便秘)を解消するために

自律神経の乱れが原因の便秘は、食べ物や運動ではなかなか解消しません。

 

副交感神経が夕方以降優位になるようにして、自律神経のバランスを整えることが、しつこい便秘の解消につながります。

 

副交感神経の働きを妨げるのは、

  • ジョギングなど激しい運動
  • 深夜や眠る直前までスマホ、PC、TVなどの電子機器の使用
  • 刺激的な映像
  • 強い照明を浴びる(コンビニなど)
  • 寝るときも心身が緊張している(考えことをしている)
  • 生活が不規則
  • 時間に追われて朝バタバタする
  • カフェインの摂り過ぎ

 

副交感神経を優位にするには、

  • 眠る1時間前からはスマホやテレビを見ないでゆったりする時間を持つ
  • 眠るときは考え事をしない
  • なるべく早く就寝する
  • 朝は時間に余裕を持って起きる
  • カフェインに弱い人は午後はハーブティなどにする(白湯がおススメですが)

 

積極的に副交感神経を鍛えるなら、

  • 深い呼吸(長くゆったりと吐く)を気づいたときに行う
  • 全身の軽いストレッチを行う
  • ゆったりとお湯に浸かる(入浴)
  • 規則正しい生活を心がける

  

呼吸はどこでもできますし、実は一番効果があります。

 

吸う息の2倍~4倍の長さでゆっくり息を吐く呼吸を、気分が落ち着いてくるまで寝る前にやってみてください(この呼吸は一日のうち何度やっても自律神経を整える効果があります)。

 

とりあえずできることから 

とはいってもいきなりいっぺんには・・・という人も多いと思います。 

 

そんなときは、朝ゆっくりと白湯を飲むことから始めてみてください。

 

leaven.hateblo.jp

 

頑張り過ぎないことが大切です。 

気楽にできることから、ゆるゆるやりましょう。

 

やるぞー!って気張ると、交感神経が優位になってしまいますし。

 

まずは、息をゆっくり吐いてリラックスしましょう。

 

 

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