靴を引きずって歩く人、足首が硬い人、そのままだと…
草履や下駄をはいていた歴史からでしょうか。
ケガやなにか疾患があるわけではないのに、靴を引きずって歩く歩き方。
西洋などもともと靴を履く文化圏で、靴を引きずるように歩く人を見たことがありません。
でも靴を引きずって歩く人を、以前より見なくなりました。
というより、ほとんど見ない気がしてうれしい今日この頃。
靴を引きずるように歩いていると、体型が歪んで崩れてきます。
靴を引きずる人あるある「身体的特徴」
歩き方というのは直接体型に影響します。
すり足、かかとを引きずる、ポテポテ歩きをする人は、
- 正座ができない
- 四つん這いになったとき足の甲を床につけられない
- 足の裏を床につけたままでしゃがめない(かかとが浮く)
これは普段ちゃんと足を使っていないので、下半身の関節や筋肉が硬くなっているからです。
しゃがめないという生徒さんは、「足首が硬いんです」と言いますが、これは足首の関節が硬いというより、ふくらはぎや太ももが硬いのです(下半身の捻じれの場合もあります)。
足首は、
- 指を上に向けた場合は床から20~30度
- 足の甲を伸ばして下に足指を曲げたときに40~50度
これが一般的に動く範囲とされています。
足首が硬いということは、歩行時のときの足の動きに大きく制約がかかります。
不安定でぎこちない動きになり、歩く姿勢が次第に悪くなっていって体が歪み、体型が崩れてきます。
足首が硬いと
足の関節の動きが硬いせいで、ぎこちない歩き方になっている人は、それを自分で感じることが出来ません。
自分で意識しているほど、足首が動いていないんです。
ときどき正しい歩き方をクラスでチェックすることがありますが、最初は正しい足の使いかたを意識してみんなギクシャク。
ふだん足の使いかたや歩き方を意識することがないからです。
足の関節が硬いと、
- ふくらはぎがつる
- 疲れやすい階段の上り下りが大変
- 重心が後ろにかかって偉そうに見える
- 前かがみになる
- 歩くとき足裏の接地時間が短くなりすり足歩行になるなど
これらは、足の関節の可動域(動く範囲)が狭いためです。
実は、身体はどこか「特定の箇所だけが硬い」ということはありません。
身体はつながっていますから、足首が硬いという人は体全体が硬いのです。
そして身体が硬いと、姿勢が悪くなり体型が崩れます。
足首の硬さの自覚がある人には、カラダ全体のストレッチが必要です。
足首の可動域が広がると、
- 歩きやすくなる
- ケガをしにくくなる
- 運動能力が上がる
- 疲れにくい
- 歩き方が美しくなる
運動やストレッチをしない身体は、どんどん硬くなっていきます。
10代でも随分と体が硬いなぁという人もいますが、正しい歩き方と姿勢になると
- 見た目が良い
- 印象が良い
- 健康に良い
- 体型が整う
その上歩くたびに、きれいなボディラインを作るエクササイズをしてことになります。
姿勢と歩き方が正しくなると、身体が軽くなって行動まで変わります。
まとめ
- 足首が硬いと、靴を引きずって歩くすり足歩行になる
- すり足歩行をしていると体型が崩れる
- 足首の硬さには、全身のストレッチが必要
- 正しい歩き方と姿勢になるとボディラインがきれいになる
靴を引きずって歩かないようにするために、全身のストレッチと、正しい姿勢と歩き方を意識しましょう。
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